たった15分!CICであなたの信用情報を調べる方法!

現役の宅建士、はまっこです。

住宅ローンを組む予定だけど、ちゃんと審査が通るか不安。
保証会社を利用予定だけど、ちゃんと審査が通るか不安。

ご心配な方、結構多いと思います。

私の本業である不動産業のお客さんはもちろん、周りの近しい人からもそのような声を耳にします。

購入しようと思った時に「物件を購入できない」、引越ししたい時に「引越しができない」となるとライフプランが狂ってしまいますからね。

クレジットカード、住宅ローン、保証会社の審査。

あなたの「どういうところを見られているのか」気になりませんか?

結論、「きちんと支払いができる人か=支払い能力があるか」です。

ではどうやってあなたの「支払能力」をみるのか。

審査をする上で、参考にする可能性が非常に高い「あなたの信用情報」があるんです。

そして、その「あなたの信用情報」たった15分でCICに開示請求できるんです!

しかも、スマホで簡単に!

でも、CICの情報開示でなにかの解決になるの?
正直なところ、CICの情報開示をするだけでは直接的に解決とはなりません!

しかし今回、わたし自身の情報を開示してみましたが、わたしのように今後の「支払いに対しての意識」が変わったり、「取るべき対策がわかる」かもしれません。

不安になることの一番の原因は「理由がわからないこと」。

少なくとも、不安は取り除かれました。

一度確認しておくことによって「予防線」として、先々役に立つかもしれませんよ?

クレジットカードや住宅ローン、保証会社などを使用される予定のある方へ。
こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

CICってなに??

正式名称、「割賦販売法・貸付業法指定信用情報機関」といいます。(CREDIT INFORMATION CENTER(以下「CIC」))

CIC公式ページ 

クレジットカードを発行すると、CICに「カードを発行した」という「事実」が登録されます。

その後、クレジットカードを使用することにより、毎月の支払状況が登録され、「あなたの信用情報」として積み上げられていきます。

クレジットカード、ローン申込み時、なかなか読まないあの「細かな規約」。

きちんと読んでみると、各社文言の違いあれど「CICに情報提供しますよ!」「CICから情報を得ますよ!」といった文言があるはずです。

クレジットカードに限らず、自動車購入の為の「ローン」なども対象。

最近では携帯会社にてスマートフォン本題代金を分割払いされている方も多いと思いますが、こちらも対象になります。

CICへ情報請求は誰にでもできるの?

「インターネット開示」はあくまで本人の情報開示のみが可能です。

家族の情報はもちろん、会社が社員の情報開示することもできません!
窓口で開示行う場合に限り、「任意代理人」「法定代理人」「法定相続人」は委任状など必要書類があれば請求できます。この記事では「インターネット開示」にスポットを当てているので詳細については扱いません。

CICに情報開示請求してみよう!

1)情報開示の方法

情報開示には3つの方法があります。

今回は、一番手間なく時間も掛からないようなので、今回「インターネット開示」を選択しました。
スマートフォンでも簡単に照会できます。

開示方法によって、掛かる費用、必要書類が異なりますのでご注意ください。

インターネット 郵送 窓口
サービス日時 毎日8:00~21:45 申し込みより10日程度で開示報告書が到着
平日のみ
10:00~12:00
13:00~16:00
必要なもの
PCやスマホ。
身分証。
クレジット等の契約に利用された電話番号(発信通知可能なもの)
開示申込書
身分証
身分証
手数料 クレジットカード一括払い。1000円。
ゆうちょ銀行発行の定額小為替証書
1000円
現金500円
備考
一番手間が掛からず、早い。
通話料が別途掛かる
時間が掛かる。
費用もインターネットと同額。
費用は一番安いが、窓口まで行く手間あり

2)情報開示にかかった費用

開示費用はクレジットカード決済の「1000円」。

また、通話の際に「ナビダイヤル22.5秒ごとに10円」かかりますが、わたしの実際の通話は60秒ほどでしたので、通話料はとして30円ほどみていただければ大丈夫かと思います。

情報開示に必要な費用は。ざっくり1,030円です。

費用を抑えるなら窓口まで足を運ぶことです。
首都圏ですと新宿駅に「首都圏開示相談室」があります。ただし、交通費や手間を考えると…「インターネット開示」を選択したほうがよいのではないでしょうか。

3)CIC情報開示の流れ

【Step1】専用ダイヤルに電話し、受付番号を取得する。

まずは自動音声対応で6桁の「受付番号」を取得します。

ダイヤル操作で「クレジットカードの有効期限」の入力が必要になりますので、クレジットカードをご用意ください。

取得できる「受付番号」は確認時点より1時間有効です。

しかし、早めにStep②に進むことをオススメします。

後々、思わぬところで時間を取られる可能性がありますので…

【Step2】CICのサイトで必要情報を入力する。

 

上記「受付番号」を含め、住所、生年月日、クレジットカード情報、免許証番号などの情報を入力します。クレジットカードと免許証をご用意ください。

楽天カードのJCBは使用対象外でした…

使用可能クレジットカード一覧にてお持ちのカードが使用可能かどうか確認されたほうがよいです。
全ての情報を入力した後に、「利用不可」とされますので、再入力に手間がかかります。
参考までに、「イオンカードのVISA」は使用できました。

【Step3】信用情報開示報告書ダウンロード

パスワードを入力して「信用情報開示報告書」をダウンロードします。
PDFファイル形式となります。

尚、ここで使うパスワードとは以下の通りです。

  • [初回開示の場合] 受付番号の6桁+クレジットカードの有効期限の組み合わせ。
  • [再開時の場合] 受付番号の6桁+4ケタの0000の組み合わせ。

④開示した情報の内容について

今回ご紹介した「CICの情報照会」は、あくまで自分自身の信用情報を照会することです。

例えば、

「申し込みをした住宅ローンが通らなかった理由」「クレジットカードが作れなかった理由」などは、CICに問い合わせしてもわかりません

審査がそれぞれ、「CICの情報を含めた総合的な判断」となる為です。

⑤最後に

お恥ずかしながら、私自身、数回クレジットカード口座引き落としができず、「住宅ローンの審査に影響するのではないか」という不安があったことが、この記事を書くきっかけでした。

「大手銀行でなく、通りやすそうなところで住宅ローンを申込んだほうが良いのかな」

「フラット35で申し込んだほうが良いのかな」など…

情報開示によって、新たな気付きもありました。

ぜひこの記事を参考にしていただき、一度「あなたの信用情報」を開示してみてください。

あなたのライフプランの参考になれば幸いです!

ABOUT ME
はまぶろ
横浜に住む”はまっこ”です。 街情報、旅行温泉情報、不動産知識、資産運用などを発信する雑記ブログ『はまぶろ』を運営しています。 実際に体験、学び、実践したことが、みなさんの日常に少しでも役に立てるようであればうれしい限りです。 <保有資格> ファイナンシャルプランニング技能士2級(国家資格)/宅地建物取引主任士(国家資格)/賃貸不動産経営管理士/住宅ローンアドバイザー/温泉ソムリエ