新生活に向け、引越しを予定してるあなたへ。
賃貸物件探しも決してラクではありませんから、きっと、新居が決まってほっとしていることでしょう。しかし、安心している場合ではありません。
数多くの賃貸物件を仲介していますが、そのお客様の中でも、
という方もいました。
もともと2月、3月など引越しシーズンはもちろん、ゴールデンウィークや連休が多い時期は引越し屋さんの確保が難くなる可能性が高いのですが…
2018年。
さらに「引越し難民」という言葉が世に出てきたのです。
Contents
「引越し難民」にならないように!早めに引越し屋さんを確保。
早めに引越し屋さんで見積りをとっておいたほうが良いですよ!
東京都と神奈川県だけでも196万人もの人々が引越しをするのですよ!
なんと196万人!東京都、神奈川県で引越している人の数
政府の公表している統計によると、東京都1,299,543人、神奈川県664,486人、合計1964,029人もの人々が、2018年に引越しているという事実があるのです。
2018年
|
東京都
|
神奈川県
|
東京都・神奈川県合計
|
都道府県内異動者数
|
458,131
|
222,415
|
680,546
|
他都道府県(他市町村)からの転入者数
|
460,628
|
232,777
|
693,405
|
他都道府県(他市町村)への転入者数
|
380,784
|
209,294
|
590,078
|
合計
|
129,9543
|
664,486
|
196,4029
|
もちろん、全ての人が引越し屋さんを利用するわけではありませんが、あなたが考えている以上に、はるかに多くの人が引越しをしてるのです!
もし、希望の日にち、時間で引越しをしたいのであれば、早めに見積りを取って引越し屋さんを確保したほうが得策です。
そして、なるべく引越し代を安くしたいのであれば、引越し屋さんの見積もりは1社だけではいけません。
引越し屋さん数社で見積りを取って、きちんと比較検討しましょう。
「引越し難民」という言葉が生まれた理由
不動産屋には多くの引越し屋さんの営業マンが来ます。
話を聞くと、テレビCMをうっているような大手の引越し屋さん、中小の引越し屋さんにかかわらず2018年の引越し予約の埋まり具合はだいぶ早かったようです。
これには、もともとある引越し屋さんの人手不足問題に加えて、働き方改革が影響しています。
働き方改革とは…正式名称は働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律、または旗らrき方改革一括法は日本法における8本の労働法の改正を行うための法律の通称です。
-
時間外労働の上限規制の導入
-
中小企業における月60時間超えの時間外労働に対する割増賃金の見直し
-
一定日数の有給休暇の確実な取得
ただでさえ体力が必要な仕事である引越し屋さん。長時間残業は過酷ですものね…
特に①の時間外労働の上限規制の導入により、働く時間は決まっているのでたくさん残業をする前提で仕事を詰め込むことができない。
ということは、シンプルに考えると引越し受注件数は下がりますよね。
2018年3月の売上高と営業利益が過去最高になった引越し屋さんもある!?
しかし、引越し屋さんも企業である以上は、引越し受注件数が下がっても売り上げをださなければならないのです。
朝日デジタルの記事中、某引越し会社さんについてこのような文面がありました。
「長時間労働を見直すためなどの増員や賃上げもあって人件費は増えたものの、単価の改善はそれを上回った。」
2018年3月の売上高と営業利益が過去最高になった
単価の改善ということは…
もちろん引越し屋さんの労働環境は改善してほしいですが、引越しをする人が割を食うことに…
引越し代をなるべく安くしたいのであれば、やはり「引越し屋さんは数社見積りをとって比べてみなければならない」ということです。
【経験談】ちなみに…自分で引越しをするのは本当大変でしたよ。
という方もいるかもしれませんが、ちょっと待っってください。
-
遠方からの引越しなので、大きめの家具などは全部新居に行ってから買う
-
荷物も少ないし、大きめのスーツケースがあれば事足りる
など、自分で荷物を運べるほどの家具荷物量であれば、もちろん引越し屋さんに頼む必要はありません。
実家から車で15分程の場所にひとり暮らしでしたから、レンタカーを借りて自分ひとりでもでやりきることができたのです。
しかし、2回目の引越しは過酷でした。今度の引越し先は車で30分の距離。
ひとり暮らし期間が長かったこと、さらに部屋が広かったものですから、1回目の引越しの時にはなかった「ベッド、テレビボード、テーブル」に加え「デスク、ソファ」などの大きめの荷物など、それなりに荷物量が増えていたのです。
さらに引越し当日は、その引越し荷物を車に積み込み、移動。
そして新居に運び入れ…貴重な休日をフル活用しての体力仕事です。
かなり大変でした。一体、車で何往復したのか覚えていません 笑
「手間のかかることを代わりにやってもらう」「時間を買う」という意味では、引越し屋さんに頼むことは決して高くはないのではないか、と感じた経験でした。
レンタカーを借りるとレンタカー代やガソリン代、場合によっては駐車場代も掛かります。
また、友人に手伝ってもらうにしても、お礼に少し良いご飯くらいはおごってあげますよね?
引越し屋さんに頼まずに自分で引越しをするにしても、なんだかんだでお金がかかるものです。
しかし、ただ金額だけをみてはいけません。
結局のところと、あなたにとって「その引越し代を払うことが、あなたにとって割りにあっているか」だと思います。
その判断をするにあたっては、引越し時期や荷物の量、移動距離によっても考え方が異なります。ですから引越し屋さんに見積もってもらうのです。
見積りの結果、自分にとって高いなと感じれば「他の引越し屋さんに依頼する」「自分で引越しをする」という選択肢はありますから,,,
まずは、自分の引越し代は一体いくらかかるものなのかを把握することが大事ですよ。
この記事のまとめ
ここまで読んでいただいた方ならもうご理解いただいていると思いますが、大事なこと2点をまとめます。
-
引越し難民にならないように早めに引越し屋さんに見積りをお願いする ⇒ 引越しを完了しなければならない日が決まっているのであれば、早めに行動しましょう。
-
引越し代を安くしたいのなら、引越し屋さん数社に相見積もりを取って金額を比較する ⇒ 引越し代が少しでも安くなれば、その分家具に貯金もできるし家具代にまわすこともできますよ。
この記事がきっかけで、あなたの新生活がよりよいものになりますように。